懸念される馬インフルエンザ感染拡大

4月11日、軽種馬防疫協議会は、熊本県内の3カ所の農場で飼育されている馬から、馬インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。そこから約2週間、今度は北海道・帯広のばんえい競馬の管理馬から多数の感染が発見され、29日の報道ではおよそ200頭が発熱しているとのことでした。
水上学 2025.04.30
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 なお熊本での事例発生段階を受けて、5月15日発売の月刊誌「競馬の天才!」の連載で警鐘を鳴らしており、そこでは「発売日までに拡大していないことを祈る」と結んだのですが、帯広の報道が出たことで、事態はかなり切迫してきていると考え、こちらのメルマガで即時対応をすることにしました。

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続きは、2276文字あります。
  • ◆馬インフルエンザとは
  • ◆過去の流行事例
  • ◆今後の見通し

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